人生最大のどん底を経験

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仕事・家庭・プライベート全てが上手くいかない時

特にこの3つが同時に上手く行かなくなったとき、人はどん底に落ちる事が分かりました。希望や頼るところがなく、生きる意味を失ってしまうのです。

 

先日、twitterの記事を見ていてコロナの影響で自殺者が増えていると知りました。終わりが見えない不安・将来への不安・人との繋がりが感じられなくなると人は不安になり、そのような結果を招いてしまうのだと思いました。また、コロナに感染して亡くなった方よりも自殺者が多い現状が人々の不安を表しているのだと感じました。

 

私は先日まで人生最大のどん底にいました。訳あって離婚を経験し、実家に戻っても自分を否定され続け居場所が無く将来への不安があり、今行っている仕事の職場でも一部の社員の方々との価値観のずれから心無い言葉を言われ続けやりがいが無く、コロナの影響で友人とあまり会えなかったりと、全てが上手くいかなくなり何度か死んだほうがましだと思ってしまった事がありました。

 

どん底を抜けるには現状を変えていくしかない

そんな中でもやはり現状を変えていくしかないと思いました。このままでいたら本当に自分が押し潰されてしまう、そんな危機感さえ感じました。

 

自分自身と向き合い、自分がやりがいを持ち仕事に取り組めていた場所を思い出しました。小さい頃からの私の夢を叶えてくれた場所であり、私を救ってくれた場所でもありました。

 

訳あって一度辞めた会社なのですが、振り返ってみると当時は辛い事があってもやりがいを持って仕事ができていましたし、何より人の温かさはとてもありがたかったです。

 

またこの会社に助けて頂く事になってしまいますが(この会社の為にと言ったら大げさかもしれませんが)どんな仕事でもできると思いました。

 

一度退職した社員に対して「他の会社で経験して戻ってきてくれるのはありがたい」と言って頂けたり、また1からやり直しのチャンスを与えて頂ける事に対して感謝でしかありません。

 

全ては人との繋がり

何に対しても人との繋がり・温かさなのだと改めて感じました。以前から「一期一会」という言葉が好きだったのですが、これからもご縁を大切にしていきたいと思いました。

 

 

 

 

挑戦と気付き、人生について

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英語を使用する仕事を経験した感想と人生について

アメリカに本社を置く某英会話・語学スクールを運営している企業に採用され、約8か月正社員として働きました。最終面接は外国人の人事部長との英語での面接で、英会話にまだ自信がない自分でしたが熱量が伝わったのか最後には「あなたなら大丈夫」と言ってくださり採用となりました。カウンセラーとして受付・事務・カウンセリング・法人を基本とするお客様対応を同時にこなしていき、教師とのやりとりは全て英語。そんな怒涛な環境での仕事を経験できたのは自分の人生にとても影響を与えてくれました。

 

英語に興味を持ったのは結婚がきっかけでした。結婚はめでたい事ですが、同時にこのまま平凡と生きていて良いのか、他にも原因はありますが毎日同じことの繰り返しで何も成長が無くただ不安があり時間が経つにつれてその不安は大きくなっていきました。ファミリー向けの住宅街に住んでいるのですが、周りの世帯は全世帯子供がおり、私の家のみ子供がいない状況が続いています。ですがやはり子供をこのまま持ちたいとも思えないのです。両親や旦那の家族に会う度に「子供はまだか」と言われ続け、しまいには「30歳までに子供をつくれ」とリミットまでかけられてしまい、自分の幸せではなく親の幸せに向かってしまっており、自分の人生の諦めのようなそんな現状から逃れたい、その方法が英語を身に付ける事になってしまっていました。

 

今まで働いてきた会社では事務を基本とした総合職として働いてきた為、その経験を活かして新しい事に挑戦したいという思いから「事務×英語」を掛け合わせたこの会社での仕事に挑戦する事にしました。「英語力は需要がある」そんな考えでこの仕事を行ってきました。ですが教育には一切興味がありませんでした。この環境で働けば英語力があがるとも思っていました。ですがその考えこそ間違っていたことに気付きました。

 

英語は世界観を広げてくれます。人生を変える手段とも言われており、日本語だけでは吸収できない情報も取り入れる事ができます。ですが、英語は日本語と同じ物事を伝えるツールであり、手段という事に気付けていませんでした。

例えば、海外に行った際にあなたが何か買いたい物があったとしましょう。その品物の値段を下げて買いたいと思ったら、それを売り手に伝える必要があります。それが英語である「ツール」です。その値段を下げる「目的」を果たす為に英語が必要なんです。

つまり、私の場合で考えると働いていた企業の目的である「教育」に興味が無かったら意味が無いのです。

この企業で働いてみたからこそ分かった事実でした。「英語」だけで学んでも英語力が向上しない理由が分かりました。

 

英語力を上げるには

あくまでも自分の見解なのですが、自分が好きな事・熱中する事を通してその先に英語がある状況が一番英語力が向上できる状況だと思いました。自分が好きな事を周りの人や海外の人に伝えていきたい、共有したい、そんな思いである「目的」がツールである英語を向上させる事ができるのです。

 

 

 

 

念願の英語を使用する仕事に就職

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PC

転職活動をして分かった事

 なかなか転職へ踏み出せない方も多いと思います。ですが、今行っている仕事が以前より意欲的に行えなかったり自分の成長が今後見込めないと感じているなら転職活動だけでもいいのでしてみるのも手だと思っています。やっぱり自分は今いる会社で働き続けたいと思うかもしれませんし、新しい仕事に挑戦してみたいと思うかもしれません。退職は逃げているという考えはもう古いと思っています。1つの会社で成長・成功を実感できたのなら他の企業でも通用するのか、今までの経験は今いる会社だけに使えるスキル・知識ではないのか、確かめても良いと思うんです。

 転職活動をして分かったのは、やはり自分がやりたいと思った仕事の面接には100%の意欲を伝えることができますし、熱意が面接官に自然と伝わるということです。転職活動を始めていくつかの面接を受けましたが、やはり自分が興味がある仕事の面接はより緊張もしましたし、意欲的に面接にのぞむことができました。

 

転職活動中に考えてしまうダメなこと

 今まで行ってきた仕事に似ている仕事を保険として受けてしまっている自分がいました。やはり転職後すぐに活躍できるのではないか、という考えが出てきてしまい本来「やりたかった仕事」ではなく「できる仕事」を選んでしまっていました。当時、退職をしてしまっていたので収入・税金の不安があり焦っている自分がいました。ですがやりたい仕事ではないと長年続けることは不可能ですし、向上心も維持できません。自分が希望するやりたい仕事であればもし嫌なことがあっても踏ん張れると思いました。

 

働くとは

 現在は少子高齢化で人材が不足している状況なのでより自分が希望している仕事に就ける割合も高くなっていると思っています。よく、我慢することも大切だと言いますが時には環境を変えるのも手ではないのでしょうか。そうすれば今まで知らなかった自分や人々と出会うことができますし、自分の価値観・世界観を広げることもできます。

 ある程度会社勤めをしてきた人は周りの目・社会性を気にしてしまい、行動に移せない方がほとんどだと感じています。実際に私もそうでした。あと数年すれば役職が上がりそうなタイミングだったのかもしれませんが役職なんかよりも経験が大事でした。

 

今後

 今後は様々な仕事ができる人に価値があり、年功序列で1つの会社に長年いれば偉い・仕事ができる人ではありません。これからも自分の市場価値・向上心を大切にし、今後何十年もある社会人生活をより良いものにしていきたいと思っております。

セブ島留学の寮と便利グッツ紹介

2人部屋に滞在

セブ島の短期留学で滞在したのは2人部屋で、2つのベットルームと2つのバスルームがそれぞれ備えられた部屋を選びました。まあまあ綺麗で清掃はきちんとされていました。タオルケットが可愛く折られて置いてあり、滞在がより楽しみになりました。

学習机も備えられており、トイレットペーパー1つ、石鹸1つ、シャンプーリンス1セット、お菓子などが置いてありました。この寮は1トイレットペーパーを使いきってしまうと補充が無いので自分で在庫を買う必要がありました。コンビニには売ってないですがドラッグストアなどで2つ売りや4つ売りをしているのでそれを購入しました。

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残念な事に滞在中は他の方と部屋が一緒になる事はなく、ずっと1人部屋として使用していました。授業後に出かける事が多く、ドアの開け閉めなど他の人がいたら少し迷惑をかけてしまったかもしれないので今思えば1人でよかったなと思います。

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これは共有スペースで私は左側の部屋を使用していました。前方は人が滞在していなかったので施錠してありました。冷蔵庫や靴置き場、ケトル、流し台、2人用のテーブルとイスが2つありました。折りたたみスリッパを持っていくと部屋内で使用できるのでおすすめです。

また、この寮だけかもしれませんが、学習机に座ってしまうと自分の影が卓上にうつってしまい照明の明かりが十分ではなく、100均の卓上ランプを持って行って使用してました。

トイレットペーパーは流せない

セブ島のトイレはトイレットペーパーが流せません。備え付きの蓋つきゴミ箱に捨てていきます。もちろん、自分でまとめて専用のごみ捨て場に捨てに行きます。部屋にあるゴミも一緒にまとめて朝に捨てに行くルーティーンでした。セブ島を含め、フィリピンに留学へ行く際は多めのビニール袋を持っていくと便利です。

洗濯機がない寮

私が滞在した寮は洗濯機が無い寮で、その代わりに寮の隣にランドリーショップがありました。セブ島の大体のランドリーショップが洗濯・乾燥・折りたたみ・パッキングまで行ってくれます。いくつかの料金設定がありますが、一番下の料金でも十分でした。仕上がりが不安な方は少し高い料金を選択したり、メッシュ素材でチャックが付いているランドリーバックに洗濯物を入れて持っていき、そのまま洗ってと伝えれば問題ありません!

また、女性はランドリーショップに下着を出すことはできないのでおススメなのが「アタック どこでも袋でお洗濯」です。専用の袋に洗濯物と洗剤・水を入れてチャックを閉め、揉んで洗濯していきます。セブ島は気候が暖かいので授業中に部屋内やバスルーム内に干しておけば1日で乾きます。なので小さい旅行用の選択干しや折りたたみ式ハンガーなどを持参していくと便利です!

シャワー

トイレと同じ空間にあり、シャワーカーテンで仕切られていました。男性や髪の短い女性は問題無いのですが、私は長髪だったので水圧が弱い事がとても不便でした。やはり日本のようにはいかず、シャワーに毎回45分もかかってしまい、その結果水道料金が+500ペソ(日本円だと1,000円くらい)になってしまい、プラス料金を払う事になってしまいました。

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写真ではトイレの上に予備のトイレットペーパーやナプキンなどを置いてあるのですが、シャワー後はしなしなになるのでここに置くのはお勧めしません(笑)

ウォーターサーバー

寮は3階建てで2階と3階が寮になっていました。それぞれの階の廊下にはウォーターサーバーが設置してあり、ペットボトルに補充して使用します。水筒などを持って行っても結局水が飲めないもので洗うことができず、お勧めしません。コンビニなどで500mlのペットボトルを何本か買い、1日1本使っていく事で衛生的に使用できます。

また、うがいや歯磨きをする際にも使用するので、すぐ水がなくなり何回も補充するのがめんどくさい人は大きめのペットボトルも購入し、紙コップなどに注いで使用すると良いでしょう。(日本の100均で紙コップを買い、持参しました)

 喫煙所

私が滞在した寮には1階と4階の屋上で喫煙する事ができたので喫煙に関してはノンストレスでした。1階に管理人さんもいて、その方がもし喫煙者の方でしたら日本のタバコをあげると喜んでくれますよ!(笑)

ヤモリ

何故だか分からないのですが、セブ島は夜になるとヤモリが大量発生します。寮の廊下などにもたくさん居て、天井から落ちてこないかハラハラドキドキします(笑)確かグアムにもいたのでこれは暖かい国の共通点なのかもしれませんね。

外の騒音

日本と違い、夜遅くまで大音量で音楽を聴きながら運転しているドライバーが多いので寝れない人もいるかもしれません。また、野犬が多いので吠えてる声もうるさいです。朝はニワトリの鳴き声で目覚めます(笑)寝れなそうだなと思う方は事前に使い捨てなどの耳栓を持っていく事をおすすめします。

まとめ

セブ島の寮に2週間滞在して日本で当たり前な事が当たり前では無いことを身をもって感じる事ができました。日本はなんて便利なんだろう・・・と毎日思っていました。セブ島へ留学を考えている方の参考になればと思い書かせて頂きました。ご参考になればいいなと思います。

セブ島でAirbnbを使ってみた

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Airbnbとは

宿泊施設や民宿を貸し出す事ができるアプリで、世界192か国33,000の都市で80万以上の宿を提供しているものです。2008年8月に設立され、サンフランシスコに本社を置いています。

The Glass House

Airbnbは知っていましたがまだ利用した事がなく、せっかくなのでセブ島で利用してみたいと思っていました。そこで見つけたのが「The Glass House」。プライベートビーチ付きの一戸建て別荘を貸し出しています。日本人が集まるビーチとは違い、砂浜ではないので海の底はゴツゴツした岩で素足で入る事はできませんが、専用のメッシュ靴を貸してくれるので海で遊ぶ事ができます。知る人ぞ知るというような場所です。室内からはとても綺麗な海を見渡す事ができ、サンセットも最高でした。同じ敷地内で別の小屋に管理人さんが夫婦で住んでおり、手作りのパンをサービスしてくれます。たぶん貧困層の方で管理をして稼いでいるのだと思います。夜は家の鍵を内側からかければ問題ないですが、念の為に日中も注意しておくと良いでしょう。ウォーターサーバーも付いているので安心です。別料金で滞在していた寮まで男性が往復送迎してくれました。一気に往復分支払わず片道ずつ支払った方が安心です。バンで送迎してくれはするのですが、かなりの走り屋で反対車線を逆走してかっとばされたのでかなりのスリル体験でした(笑)日本とは違うという事に注意して、必要以上にお金を取られないように注意して下さい。

 

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◆The Glass House URL ★4.90 ¥18,213(1泊)

https://abnb.me/zSlddd5LV1

・一軒家貸し切り

・セルフチェックイン(ドアマンを通して入室できます)

・寝室2部屋(男女に分かれて使用しました)

・手作りパンのサービス有り

・トイレ2つ、シャワールーム2つ有り

 

近くのスーパーへ買い出し

ただ、他の食料は徒歩15分程離れたスーパーマーケットへ買いに行く必要があります。本当に観光地から離れていて田舎なので現地の方からの視線が凄いです。かなりびっくりされます。韓国人留学生が多く、K-POPが流行っているので何故か「アニョハセヨ~!」って言われます(笑)フィリピン人から見たアジア人は人気があるみたいで「You are so beautiful~!!」なんて言われたりします。日本人男性なんてかなりキャッキャされてて満足気でした(笑)帰りも歩いていく気になれず、現地のタクシーのようなもの(バイクに荷台を付けたもの)で帰る事にしました。ですがやはりスムーズにはいかず、「もっとお金をくれ」と言ってきたわけです。予想はしていましたが友人がなんとかしてくれました。この時に学んだ事は「宿泊施設の前で降りない」という事です。日本でも自宅前で降りる事は無いのですが、外国ならなおさら少し手前などで降りる事をお勧めします。今回の施設はセキュリティがありましたが何が起こるか分からないので用心は大切です。

まとめ

今回初めてAirbnbを利用してみて世界観が広がりました。普通のホテルに宿泊するのとは違い、また別の満足感を味わう事ができます。日本でもAirbnbが使えるので今度は国内でも利用してみたいとは思いますが、海外の方が安くお洒落な場所へ宿泊できるので海外の方がおすすめだと感じました。

衝撃的だったセブ島での2週間

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行ってみたかった貧困な国

今まで長年日本という国で生活をしてきて、日本の治安や生活レベルが普通だと思ってしまう日本人は少なくありません。新卒から約7年正社員として働き、毎月当たり前のように収入を得てきました。以前より日本より貧困な国へ行ってみたいという気持ちがありました。現在は情報社会なので画面上でそのような国々の状況を見る事はできますが、実際に行ってみたいと考えていました。

日本人のイメージとは異なるセブ島

大体の日本人がセブ島へ行く際はマクタン島という観光地にしか行く事はありません。いわゆるリゾート地です。海沿いにある綺麗でお洒落なホテル、海を眺められるプール、それらが揃った場所にしかなかなか行く事はありません。今回、観光ではなく短期留学をしに行ったのでそんなリゾート地から離れた現地の人々が暮らしている街中で英語を学んできました。

実際に生活してみるとまず女性1人で街中を歩く事はとても勇気のいる事でした。彼らは「肌が自分達よりも白い」「東南アジア人ではなくアジア人」というだけでお金を持っているイメージがあります。日本から到着した初日はフリータイムだったのでどこかにショッピングへ行ってみたいと思っていました。寮を案内してくれた現地人の女性は「少し遠いけど、昼間なら大丈夫だから歩いて15分くらいの所にショッピングセンターがあるから行ってみて」とお勧めしてくれたのですが、女性1人で15分もかけて行ってみようとは思えなかったのです。ただ、半日もの時間フリータイムだったので1階にいる管理人さんにタクシーをひろってもらい、買い物に行くことにしました。

日本人がよく行く台湾や韓国とは全く怖さが違いました。タクシーと言っても1人で乗って行くのはとても勇気のいる事でした。それでも人生経験と思い、勇気を振り絞ってチャレンジしました。

5分程乗っていると渋滞になり、停車する事がしばしばありました。そこで衝撃的な事が起きました。目以外を布で覆った1人の女性が野菜を持ってこちらへ歩いてきたのです。残念な事に私が座っている後部座席の窓は中が丸見えだったので私を見ては窓を叩いて「買え」とでも言っているようでした。窓を開けたら終わりだと分かっていたので、手を横に振り「いらない」と伝えました。このんな時は焦りは禁物ですね。焦りが伝わらないように、まるでこんなの慣れているよというかのような顔で断りました。タクシーではなく徒歩で向かっていたらどんな事が起きていたのでしょうか。女性も男性も関係なくタクシーに乗ることをお勧めします。

街中の様子

到着から2日目以降、他に同じ語学学校へ来ていた日本人男性達と仲良くなり、前日より安心して過ごす事ができました。男性のフィリピン人講師に前日の買い物の話をしたら物凄く驚かれました。「日本人女性のイメージが変わった!」なんて言われました。街中を見ると、道沿いには朝から作ってきたご飯を売っている人々、日陰で寝ている野犬達、楽しそうに歌を歌っている人などもいました。ただ、気を付けて欲しいのは集団で歩いていたとしてもトートバックなどででかけるのはお勧めしません。留学へ来ていたのでしょうがないのですが、教科書などが入ったトートバックを小さい子に叩かれ、危なかった事がありました。

滞在している寮の前に住んでいる子供達は毎日楽しそうに同じ自転車に乗って遊んでいました。「飽きないのかな」と思いながら毎日その子達を見ていました。日本のように何でも揃ってしまうと1つの物を大切にできないのではないか、物がないからこそ大事に工夫して使っていくのではないか、そのように思えました。

スラム街近くのショッピングセンター

1人で行ったショッピングセンターとは別のショッピングセンターへ仲良くなった日本人男性達と行く機会がありました。そのショッピングセンターの近くにはスラム街がありました。実際に行ってみると、何日間着たのか分からない服を着た子供達や親が買い物客に物を売っていました。私達は近くでタバコ休憩をしていたのですが、子供達はそれを見て「タバコちょうだい」と手を出してきたのです。びっくりしました。また、他の男の子はキッチン用のビニール袋に何かの葉っぱを入れたものを「すごいでしょ」とまるで言っているかのように目の前で吸い始めました。衝撃的でした。多分、大麻だと思うのですが悪い大人が貧困な子供達に空腹を忘れさせようと与えるらしいのです。フィリピンで英語学習は行われていますが貧困な子供達は学習する事もできず、私達の「NO!!」などは全く伝わりませんでした。貧困層は永遠に受け継がれていき、子供達の将来の子供もちゃんとしたお金の稼ぎ方を教わる事もなく暮らしていくのだそうです。また、フィリピンはキリスト教で避妊や中絶は禁止されており、子供が増えてしまい貧困を繰り返すのだそうです。

まとめ

フィリピンはわたしが行ってみたい国そのものでした。日本での悩みが悩みではない程に違った世界でした。フィリピンの人々はその1日1日を生活する事で精一杯で、なのに何故か気楽で日本人よりも元気で楽しそうでした。この違いは何なのでしょうか。日本人はフィリピン人よりもお金を稼げてある程度の物は手に入ってしまう。これが当たり前になってしまったからいけないのでしょうか。日本人よりもフィリピン人の方が「幸せ」と思っているのではないでしょうか。今回の滞在はとても考えさせられ、良い経験となりました。

セブ島短期留学に挑戦

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セブ島を選んだ理由

最近流行っているフィリピンのセブ島留学。他の国に留学に行くよりもリーズナブルで初心者向きという利点があります。なぜ初心者向きなのかというと大体の学校では「マンツーマンレッスン」を多く取り入れており、英語が全然話せない日本人にとっても合っている環境だからです。他の国での留学はほぼ「グループレッスン」であり、意欲的に発言をしなければ全く英語力が上がらない無駄な留学となってしまいます。また、フィリピン人はとても友好的で母国語が英語では無いため、英語を身に付ける大変さを彼らは身をもって知っており、同じ状況に置かれている日本人にとても分かりやすく教えてくれるという利点もあります。

期間

本当であれば最低でも1か月は行きたかったのですが、お金の事情からとりあえずお試しと言う事で2週間の短期留学を行う事にしました。時期の問題もあり、8月に行った為平均より少し高い金額になってしまい2週間が丁度良い期間でした。もし留学を考えている方はオフシーズンに行く事をお勧めします。

1日のスケジュール

毎日朝の5:30に起床、7:00のスクールバスに乗り、日本食レストランにて朝食を食べて8:00~12:00まで4コマのマンツーマンレッスンを行いました。もちろん、スクール内ではEnglish Onlyとなります。13:00まで日本食レストランで昼食を取り、13:00~17:00までの4コマがレベル別の少人数グループレッスンとなります。17:00からはフリータイムとなるので夕食を食べに行ったり宿題を行ったりします。

プレゼンテーション

月曜日から始まり、毎週金曜日は英語のプレゼンテーションを行います。ほとんどのセブ島留学を行う学校では同じ金曜日にプレゼンテーションの授業があります。月曜日からタイトルや内容、講師による文章の添削、暗記の時間、ジェスチャーや笑顔をしながら発表する練習などを経て当日を迎えます。私の学校は暗記をする必要があり、プレゼンの内容に合わせた写真を印刷して皆に見せながら発表をしたり皆に問いかけながら発表を行う人など様々な方がいらっしゃいました。

まとめ

フィリピンの先生はみんなとても優しく教えてくれました。ときには冗談を言ったり、ワンオク好きの先生がいたのでお話ししたり、英語で歌ってくれたりしました。先生の多くは「安全な日本に行って仕事をしたい」と言っていました。中には「日本に出張に行く予定だったが行けなくなってしまい、大泣きした」と話してくれた先生もいました。今回フィリピンに来た事で日本の素晴らしさを再確認する事ができました。こんなに英語に触れる機会はなかったので良い経験になりました。また機会があったら短期留学へ行ってみたいと思います。