新卒から約７年働いた会社を退職

社会人になる為に短期大学へ入学

通っていた都内の短期大学は「能率」について学ぶ能率科があり、どのようにすれば仕事の効率が高められるのかをグループになってディスカッションをしたり、スーツ登校をしてオフィスに見立てた部屋で電話応対や来客応対などのロールプレイングなどを行い、一社会人としての知識とスキルを学ぶ学校でした。また、PCの購入が必須で就職に有利な資格取得などもできる学校でした。

高校生の時に進学について悩んだ時期がありました。興味があった美容師になる為に美容学校へ進学したら良いのか、それともいずれ社会人になるのだから社会人に必要なスキル・知識を身に付ける短期大学へ進んだら良いのか・・・美容師なら専門性のスキルを身に着ける事ができる。だけど給料が安いと言われている。親のお金を使ってわざわざ大学に進学する考えはなかったので、この２つの進路で迷った結果、短期大学へ進学しました。

不動産業界の大企業に入社

短期大学を卒業後、新卒で不動産業界の大企業と呼ばれる企業に内定を頂き、総合職として入社しました。何故その企業に入社を決めたかというと、自分が小さい頃から夢に描いていた「1人暮らし」を少ない資金で実現する事ができるビジネスを行っており、また自分もそのビジネスに貢献したいと思ったからです。また、誰もが知っている企業であり、そのブランド力にも魅力を感じていました。

総合職として入社しましたが、主に事務の仕事をしてきました。今思えばとてもホワイトな企業になり年々良い会社になっていたからこそ、ここまで続けてこれたのかなと思います。

退職を決意

新卒から約７年勤め、２４歳の時に結婚もした事で２点疑問がありました。

１．このままこの会社に居て良いのか？他の企業でも仕事をしてみたい

事務の仕事を行ってきて、一通りの仕事を経験し、身に付ける事ができました。ですがこの経験とスキルはこの会社でなければ通用しないのではないか、そのような考えが出てきました。また、２０代のうちに他の企業も経験しておいても良いのではないかという考えも出てきました。また、色々ありこの企業での「やりがい」が無くなってしまっていました。

２．今しかできないような事をしたい

結婚してから英会話スクールに通い始めました。この頃の日本のグローバル化に不安を感じたのと、元々興味があったので始めてみました。子供を持つ予定はまだ無いのですが、子供ができたら留学に行けないと思い、海外経験として短期でも良いので留学へ行ってみたいと思うようになりました。

まとめ

新卒からずっと同じ企業で仕事をしてきました。日本で退職・転職をするというのはそれなりのリスクを伴います。なかなか踏み出せないのが現状だと思います。海外ではスキルアップの為に転職をする事は良くある事ですが、日本はまだまだそのような考えは少なく「離脱者」のように扱われる事もあります。ですが約１年考え、次のステップの為に退職する事を決意できたのは良かったと思っています。この企業での経験・感謝を忘れず前に進んで行きたいと思います。